(プラハ中央社)チェコの野党・チェコ海賊党の党首で前プラハ市長のズデニェク・フジブ氏が9日までに中央社の取材に応じ、市長在任中に台北市立動物園のセンザンコウをプラハ動物園が借り受けて繁殖を実現したことや、今年11月にも台湾を訪問することに触れ、中国と比べて「台湾は信頼できる協力パートナーだ」との認識を示した。
台湾での留学経験を持つフジブ氏は2018年から23年までプラハ市長を務め、プラハ台湾間の交流を積極的に推進した。台北市と姉妹都市締結を実現した他、商業投資面での協力などにつなげた。
フジブ氏は、市長時代の最も満足している成果の一つとして、22年に台湾から貸与されたセンザンコウが翌年に繁殖に成功したことだと説明。欧州では初の成功事例となり、世界的な注目を集めたと語った。
その上で、台北市立動物園の職員による支援に感謝を表明。この成果はプラハの人々にこのユニークな動物を知ってもらうだけでなく、台北市とプラハ市の姉妹都市としての友情の象徴だと話した。
一方、中国とは過去にプラハ動物園にパンダの提供を約束し、プラハ市と北京市が協定を締結した際にも関連の構想が示されていたが、最終的に実現しなかったと指摘。このことは、中国は信頼できるパートナーではないことを示す一つの証拠だとした。また台湾は、チェコにとってより大きな投資者であり、親しい友人だと述べた。
11月の台湾訪問については、「台湾の友人と会えるのを楽しみにしている」と期待を寄せた。

