(台北中央社)農業部(農業省)は20日、昨年実施した犬猫の飼育数に関する電話調査の結果(推計値)を発表した。犬は2023年の前回調査と比べて1.2%減の146万2528匹、猫は同32.8%増の174万2033匹となった。猫の飼育数が犬を上回るのは初めて。
取材に応じた同部動物保護司の江文全司長は猫の飼育数が増加した背景について、単身世帯の増加や、特に都市部では家が狭いという住宅事情を挙げ、犬より猫の方が飼いやすく、かつ多頭飼いも増えているためだと説明した。
飼育世帯の割合では犬が猫より約1.2%高かった。犬を2匹以上飼う世帯の割合は前回調査時とほぼ同じだった一方で、猫を2匹以上飼う世帯は増加しており、同部は、多頭飼育が猫の飼育数増加を後押ししたと分析している。
犬猫の登録率については、犬は23年の70.6%から77.2%に、猫は同58.5%から66.5%にそれぞれ上昇した。
台湾では従来の犬に加え、25年1月からは猫のペット登録が義務化された。同部は、登録率は伸びたものの、規定を把握していない飼い主が依然として多くいることが調査で浮き彫りになったとし、周知徹底を図る方針を示した。