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台湾の最大野党主席が習近平氏と会談 92年合意、台湾独立反対で一致

国民党の鄭麗文主席(テレビ画面左)と中国共産党の習近平総書記(同右)の会談を報じるニュースを流す台北市内の中古テレビ販売店=2026年4月10日、中央社記者徐肇昌撮影
国民党の鄭麗文主席(テレビ画面左)と中国共産党の習近平総書記(同右)の会談を報じるニュースを流す台北市内の中古テレビ販売店=2026年4月10日、中央社記者徐肇昌撮影

(北京中央社)中国を訪問している台湾の最大野党・国民党の鄭麗文(ていれいぶん)主席(党首)は10日、北京の人民大会堂で中国共産党の習近平総書記と会談した。双方は、1992年に両岸(台湾と中国)が「一つの中国」を巡り合意したとされる「92年コンセンサス」や台湾独立反対の政治的立場を堅持する姿勢を表明。2人は「中華民族」についても複数回言及した。

国民、共産の両党トップによる会談は2016年11月以来、約10年ぶりとなった。会談は午前11時、人民大会堂の東大庁で始まり、2人はカメラに向かって約14秒間、握手を交わした。

習氏は10年の時を経て、両党のトップが再び顔を合わせられたことは、両党の関係、両岸の関係において重要な意義を持つと言及。中華民族の復興という大きな流れに変わりはなく、歴史的な必然だと語った。また、両岸の同胞はともに中国人であり、家族だとし、平和、発展、交流、協力は双方の心の声であり、両党のトップが面会したことは共にふるさとの平和を守ることにつながるとした。

鄭氏は、中華民族の偉大なる復興は両岸の人民に共通する復興だと同調。両岸の人々は異なる制度の下で生活しているとしつつ、互いに尊重し、歩み寄っていくとし、平和は両岸が共有する道徳と価値観であり、双方は政治的な対立を超えて、ウィンウィンな運命共同体となれる道を探るべきだとの考えを示した。

また、両党の努力によって、台湾海峡は衝突のリスクを抱える焦点ではなくなり、外部勢力が介入する駆け引きのテーブルでもなくなると指摘。台湾海峡は親情、文明、希望をつなぐ海峡となり、両岸の中国人が共に平和を守る象徴となると語った。

その上で、両党が共に両岸間の平和の制度化を推進し、92年コンセンサスの堅持、台湾独立反対の政治的基礎にのっとり、制度的で持続可能な対話と協力のメカニズムの確立を目指していくべきで、これにより衝突の誘因を根本から取り除くことができると述べた。

(呂佳蓉/編集:楊千慧)

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