(台北中央社)半導体関連の見本市「セミコン台湾」が2日、台北市の台北南港展覧館で開幕した。主催する業界団体「国際半導体製造装置材料協会」(SEMI)のアジット・マノチャ最高経営責任者(CEO)は、台湾は世界のAI(人工知能)分野における最も強力な存在の一つであり、最も信頼できるパートナーだとし、世界は台湾が中核的役割を発揮し、成長の機会を確保することを期待していると述べた。
マノチャ氏は、AIによるけん引の下、2030年の世界の半導体売上高は2兆米ドル(約320兆円)に達する見通しだと言及。情勢が劇的に変化する中、AIの到来に伴い、エコシステムも拡大し続ける必要があるとし、AIが「学習」の段階から「推論」の段階へと発展するにつれて、より多くのメモリー、より高い帯域幅、より多くの封止技術やシリコンフォトニクスなどが必要になるとの見方を示した。その上で、新たな機会が成長を大きく後押しすることになると語った。
また、今年の半導体産業は前代未聞の1年になる可能性があるとし、「世界の視線は台湾に注がれている。なぜなら台湾はAI革命を支える上で重要な役割を果たすからだ」と述べた。
今年のセミコン台湾には過去最多の1300社、4300ブースが出展。世界65カ国から10万人を超える関係者が来場する見通し。4日に閉幕する。