(台南中央社)南部・台南市と京都市は3日、台南運河と琵琶湖疎水の交流促進・協力に関する覚書を締結した。台南市政府は、維持管理や文化遺産の保存と活用、舟運の運営、水域の活用などについて交流を深めるとしている。
覚書は台南市政府観光旅遊局の林国華局長と京都市公営企業管理者上下水道局の吉川雅則局長が調印した。黄偉哲(こういてつ)台南市長や下村明京都市会議長らが見届けた。
黄市長は、台南と京都には多くの共通する歴史文化があるとした上で、今回の覚書締結は両都市が水を媒介として距離を縮めることを象徴していると話した。今後、より多くの若者や生徒らの相互訪問を通じて、歴史への理解を深め、友好関係を促進させたいと語った。
台南市政府は、2012年に京都市長が会長を務める「世界歴史都市連盟」に加盟後、京都市と文化や教育、都市間交流を深め、21年には交流推進協定を結んでいると説明。今後は水域ガバナンスや文化遺産の保存、活用などの分野にも協力を広げたいとした。
京都市の資料などによれば、台南市沿岸部を東西に流れる台南運河は日本統治時代の1926(大正15)年に建設されて以降、経済発展を支えたとしている。