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台湾のしょうゆ老舗「万家香」がウイスキー 国際品評会で最高賞逃すも審査員から高評価

台湾のしょうゆ老舗「万家香」が手がけた「大武山」ウイスキー。世界で最も権威のあるウイスキーの品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」で初出品初受賞した=3月25日、ロンドン
台湾のしょうゆ老舗「万家香」が手がけた「大武山」ウイスキー。世界で最も権威のあるウイスキーの品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」で初出品初受賞した=3月25日、ロンドン

(ロンドン中央社)世界で最も権威のあるウイスキーの品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」の授賞式が25日、英ロンドンで開かれた。台湾のしょうゆ老舗「万家香」が手がけたウイスキーは最高賞を逃したものの、審査員から高評価を得た。同社がWWAに出品したのは初めて。

同社が製造したウイスキーは、数量限定で発売されたブレンデッドウイスキーで競う「ブレンデッドウイスキー・リミテッドリリース」部門で台湾一に選ばれ、他の4カ国から出品されたウイスキーと最高賞を争った。同賞は日本産の「イチローズモルト&グレーン ブレンデッド ジャパニーズウイスキー リミテッドエディション2026」が受賞した。

万家香は1945年創業。戦前、キッコーマンに勤めていた呉文華氏が同じくキッコーマンの研究員だった梅田勇雄氏の指導を受け、しょうゆの醸造を始めたのが始まり。台湾北部に工場を構えたが、80年に呉氏の故郷である南部・屏東に拠点を移し、大武山の水質や台湾南部の気候を生かしたしょうゆを製造している。

2023年には、ウイスキーの生産を開始。しょうゆ同様、大武山の天然水を使い、出品したウイスキーにも大武山の名を冠した。

台湾ではスコットランド由来の2回蒸留が一般的だが、万家香はアイルランドで伝統的とされる3回蒸留を行っている。同社のマスターブレンダー、林讃峰さんによれば、屏東の温暖な気候下で造られたウイスキーは濃厚な酒質のため、3回蒸留によってより繊細でバランスの取れた味わいになるという。

中央社の取材に応じたWWA審査委員長のブラッドリー・ウィアー氏は、万家香のウイスキーについて、土地の特色を生かした味わいやウイスキーから感じられる生命力などを評価。審査員にとどまらず、試飲したほとんどの人が魅力を存分に堪能できるウイスキーだと語った。

(陳韻聿/編集:楊千慧)

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影片來源:中央社
「万家香」の代理として授賞式に出席したWeiluo Leeさん=3月25日、ロンドン
「万家香」の代理として授賞式に出席したWeiluo Leeさん=3月25日、ロンドン
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