(台北中央社)農業部(農業署)漁業署は2日、バーベキューを食べる習慣のある中秋節(今年は9月25日)を前に、ウナギやティラピア、ハタなど国産水産品をPRする記者会見を開いた。王茂城(おうもじょう)署長は、魚介類は肉類と比べて良質なたんぱく質を含む一方で脂肪が少なく、カロリーも低いとヘルシーさを強調。塩やレモンで味付けするだけで、自然で甘い海の幸を楽しめるとアピールした。
王署長は、3000~5000トンの年間生産量を維持しているウナギについて、これまでは主に日本へ輸出されていたものの、日本国内のインフレや消費低迷、ウナギの大規模養殖を行う中国との競争激化などの影響を受け、輸出を取り巻く環境が厳しくなっていると指摘。今後は単一市場に過度に依存することは避け、積極的に国内市場を開拓するとともに、中東や欧州連合(EU)などの新市場への進出を目指したいと述べた。
また、ウナギはかば焼きやうな丼にして食べるイメージが強かったとしながらも、生のウナギの表面を焼き、ゆずコショウや生わさびしょう油で味付けした後、さらに薄塩で表面が黄金色になるまで焼くと、脂のうまみを楽しめると語った。
この他、韓国風の焼肉のたれを付けて焼いたウナギを切ってキムチと混ぜ、しその葉で巻いて食べるとさっぱり食べられると紹介した。
会見には農業部の黄昭欽(こうしょうきん)政務次長や全国漁会(漁協)の林啓滄総幹事らも出席。クロマグロやティラピアなどの調理実演も行った。