北部・基隆市の水がめ、新山ダムの貯水率が49.3％となり、同市で水不足の恐れが指摘されている。国防部（国防省）は17日、特殊な浄水車を派遣し、塩分濃度の高い水を浄化して作業を開始した。

東部・台東県で17日、空軍の志航基地に所属するF5E戦闘機1機がLAU51ロケットポッドを搭載し、基地を飛び立った。その光景に、周辺の住民や隣県の花蓮から駆け付けた軍事マニアがカメラを向けていた。

南部・台南市政府観光旅遊局（観旅局）は16日、市内にある関子嶺温泉や亀丹温泉、周辺の観光地や特産品の魅力を紹介するプロモーションビデオを制作した。軽快な歌とダンスを通じて行楽客の来訪を呼び掛ける。

北部・新北市八里区の左岸公園で13日、サンドアートのイベント「八里城市沙彫展」が始まった。砂像の周りには色とりどりの花が飾られ、夜間にはライトアップも実施。エキゾチックな趣を感じさせるという。

夕日の名所として知られる中部・台中市の高美湿地に10月中旬、グランピング施設が開業する。観光客に夕日の後もとどまってもらい、地元の魅力を感じてもらうのが狙いだ。

北部・新竹市で11日、市民が約8万台湾元（約36万円）分の紙幣が入った袋を誤ってごみとして廃棄し、収集後に連絡を受けた清掃作業員らが捜索を行う騒ぎがあった。

南部・嘉義県の県定古跡「民雄大士爺廟」の周辺に色とりどりの傘で飾ったアンブレラロードがお目見えした。今月中旬から始まる伝統行事に合わせて特別に設置されたもので、廟側は「記念撮影の際のお役に立てれば」としている。

旧暦の7月は先祖や無縁仏の霊が、あの世からこの世に戻って来るとされ、旧暦の7月15日に当たる12日の中元節には各地で食べ物や飲み物で霊をもてなす「普渡」と呼ばれる儀式が行われる。南部・嘉義県家畜疾病防治所では、動物向けの缶入り飼料や牧草などが供え物として用意された。

北部・台北市内を東西に貫く忠孝西路で10日、ビルに挟まれた大通りの延長線上に夕日が沈む「マンハッタンヘンジ」が見られた。台北駅近くの歩道橋には多くの人が集まり、珍しい光景にカメラのレンズを向けた。

今年9月10日は中秋節（中秋の名月）。台湾では中華菓子の月餅を食べる習慣がある。法務部（法務省）矯正署彰化監獄では8日に受刑者が作る月餅の予約販売を開始したところ、8万5500個分が1日で完売となった。