(台北中央社)大規模軍事演習「漢光42号」の実動演習は7日、3日目を迎え、北部・新北市の淡水河では河道に障害物を設置する訓練が実施された。河道を遡上して台北の政治・経済の中枢を狙う敵の前進を阻止する狙いがある。
淡水河は近年、台北都市圏の防衛における重点と位置付けられている。国軍は6日には、今年5月に開通した、淡水河に架かる淡江大橋で、橋を封鎖して障害物を設置する訓練を実施した。
消息筋によれば、この日の淡水河での障害物設置訓練は、人民解放軍が台湾をミサイル攻撃する状況を想定。北台湾を含む第3作戦区の防衛を担当する陸軍第6軍団の工兵部隊が6日からM3水陸両用自走架橋車や突撃舟艇を投入し、3層の障害物の構築を開始した。7日午前現在も作業が続いている。
軍当局者によれば、第二層と第三層には火薬と触発機雷を装着可能。これらは各約36セット設置し、設置範囲は幅約600メートル、延長約500メートルに及ぶ。
敵の侵攻時、国軍は河道での阻止だけでなく、両岸の地上部隊とも連携。CM11戦車や迫撃砲、歩兵の肩撃ち式兵器などを展開し、敵を十字砲火でせん滅するという。