(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄)が、来年7月1日を目標とする新型車両N700STの営業運転投入に向け、準備を進めている。列車の増発に対応するため、新たに採用した運転士の訓練も始まった。
N700STは日本で順次製造されており、第1編成は先月15日に台湾へ到着した。すでに静的試験を実施している。11月に完了する予定で、その後は動的試験に移る。第2編成も早ければ12月初旬に台湾に到着する見込みだ。
新たに採用した運転士の第1陣は9月に訓練を開始した。今回以降、新たに採用される運転士は、N700STだけでなく、現行車両の700T型の訓練も受けるとしている。
訓練には座学の他、シミュレーターや実車を使った訓練などが含まれる。来年初めに予定されるN700STの本線試験に合わせ、順次訓練を終える計画だ。また、現在213人いる運転士についても、今後N700STの運転もできるようにするという。
高鉄はN700STの導入と増発に向け、運転士約45人を採用する計画。一度に採用される人数としては2007年の開業以降、最多だとしている。今回の運転士採用にはすでに1000件以上の応募があった。11月には第2陣が訓練を開始する他、来年には第3陣として15~20人を採用する予定で、約8カ月間の訓練を受けた後、合格すれば運転士として乗務できるとしている。