(台北中央社)龍谷大学(京都市)は今月、中部・苗栗県南庄郷の先住民(原住民)集落周辺で里山実習を行った。農業部(農業省)林業・自然保育署が16日、報道資料で紹介した。同大は来年度開設予定の環境サステナビリティ学部でも、台湾での里山実習を行う計画だという。
報道資料によると、今回の実習は11日から13日までの3日間、台湾先住民サイシャット族の蓬莱集落で行われ、学生と教員合わせて19人が参加した。学生らは伝統的な藤編みや森林養蜂について学んだ他、林業地での草刈り作業などを体験した。
林業・自然保育署は、昨年に同署と龍谷大、蓬莱集落の3者で「友好森林関係の覚書」を締結し、伝統的な山林に関する知識の保存や活用を共同で推進するとともに「人と自然の調和ある共生」という里山のビジョンの実現に取り組んでいるとした。
また、今年1月には同署の林華慶署長らが龍谷大を訪問し、将来の協力や推進の方向性について共通認識を形成したと言及。今月3日には龍谷大の学者4人が同署を訪問し、環境サステナビリティ学部が計画している実習の実施場所や内容などについて意見を交わしたと説明した。