(金門中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)金馬澎分署は10日、中国海警局の船4隻が同日午前、離島・金門の制限水域に進入したと発表した。海巡署は中国の海警船が金門の水域に現れるのは今週3度目で、頻度が明らかに高くなっているとし、「最も厳しい非難」を表明した。
同分署の報道資料によれば、4隻が同日午前9時ごろ、金門南方の水域外に現れたのを確認。水域内に入った後、中国の海警船1隻に対し巡視艇1隻の体制で監視し、アナウンスで水域から離れるよう求めた。中国海警船4隻は同11時13分、水域から出た。
海巡署は、中国の海警船が金門の水域に現れるのは単発のケースから高頻度かつ継続的なものとなっていると説明。今回は、中秋節(中秋の名月、今年は9月25日)に関連したアナウンスで親しみを感じさせる認知戦をも展開したという。
海巡署は、中国海警船が海象が悪化する中でも接近を強行し、海上での航行や作業のリスクを著しく高めたと指摘。今後も周辺海域の動向を注視し、「退かず、挑発もせず」との原則に基づいて断固として法を執行し、金門海域の秩序と国家の安全を全力で守っていくと強調した。