今年で開園112年となった台北市立動物園はかつて、市中心部の中山区にあった。だが土地が手狭となったことなどから1986年、市南部の文山区(当時は木柵区)に移転。同年9月14日には動物の「引っ越し」がパレードさながらに行われ、沿道には多くの市民が詰めかけた。
公文書の所蔵や展示、研究などを担う国家档案館(ナショナルアーカイブス)は、動物の引っ越しから40年経った14日、行政院(内閣)新聞局が撮影した当時の写真や資料を公開した。
同館によると、動物園は日本統治時代の1914(大正3)年に、現在の台北メトロ(MRT)円山駅周辺で開園。敷地はわずか3.49ヘクタールだったが、72年には年間で延べ180万人以上が訪れた。台北松山空港に近く、騒音が動物に影響を与えていたことも移転理由の一つだという。




