(台北中央社)台北市立動物園は25日、行方が分からなくなっていたミナミコアリクイ「黒妞」を敷地内で発見し、捕獲したと発表した。けがはなく、軽度の脱水症状があるものの元気な様子だとしている。
同園によると、19日朝に飼育員が黒妞がいないことに気付いた。監視カメラを確認すると、前日の夕方に飼育エリアから脱走していたことが分かった。園は20日には行方不明を公表し、見かけたら連絡するよう呼びかけていた。
黒妞が見つかったのは、園を取り囲む形で整備された道路。車を運転していた職員が、悠々と道路を横切っているところを発見した。他の職員に応援を求め、黒妞を包囲して捕まえた。捕獲中には激しく抵抗し、体力が衰えていない様子を見せた。
同園は、まずは黒妞を休ませ、体力が回復してからさらなる健康状態の検査などを行うと説明。捜索に協力したり関心を寄せたりした人々への感謝を示した。
黒妞は11歳10カ月の雌で、野生の寿命が9~10歳のミナミコアリクイとしては高齢だという。