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台北市立動物園のマレーグマ、札幌市円山動物園に到着 協力覚書に基づき動物を交換/台湾

台北市立動物園が札幌市円山動物園に寄贈するマレーグマの「小熊妹」(シャオションメイ)=台北市立動物園提供
台北市立動物園が札幌市円山動物園に寄贈するマレーグマの「小熊妹」(シャオションメイ)=台北市立動物園提供

(台北中央社)台北市立動物園は3月31日、同園で飼育していたマレーグマ2頭が30日に同園を旅立ち、同日中に札幌市円山動物園に無事到着したと発表した。両園は2013年に結んだ協力覚書に基づいて動物の交換に合意しており、今回の譲渡で交換が完了した。

台北市立動物園によると、同園で生まれ育った18歳の雌「小熊妹」(シャオションメイ)と18歳の雄「熊覇」(ションバー)が引き渡された。2頭はきょうだいで、マレーグマとしては「中年」に差しかかっているという。譲渡により、同園で飼育するマレーグマはいなくなった。

円山動物園が昨年8月に発表した報道資料によれば、両園は13年に協力関係樹立の覚書を、14年には動物交換の合意書をそれぞれ締結。これにより円山動物園からヨウスコウワニ3頭とヤドクガエル類48匹が台北側に寄贈された。台北からはチンパンジーの親子が贈られる予定だったものの、母親が死んだことにより中止となった。マレーグマはこの代替として譲渡された。

同園は23年までマレーグマを通算56年にわたり飼育していた。再導入の理由は保全の必要性と展示による教育的効果で、保全については日本国内での飼育頭数が減少しているため、海外から新たな血統の個体を導入することが重要だと説明。2頭がきょうだいであることから、繁殖にはどちらかの個体を日本国内の他の動物園などに移動させ、別の個体を迎えてペアにする必要があるとした。

「熊覇」は台北からの搬出の際に暴れて爪が割れるけがを負ったものの、円山動物園に到着してからは餌を食べる様子が確認されており、今後治療が行われる。2頭の一般公開については、追って公表するとしている。

(楊淑閔/編集:田中宏樹)

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「小熊妹」(シャオションメイ)のきょうだいに当たる雄の「熊覇」(ションバー)=台北市立動物園提供
「小熊妹」(シャオションメイ)のきょうだいに当たる雄の「熊覇」(ションバー)=台北市立動物園提供
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