建物模型職人、黄麗琴さん(90)の作品展が、中部・台中市の中友百貨で来月31日まで開催中だ。日本統治時代に建設された台中駅舎や総統府(旧台湾総督府)、台中州庁舎など9点が展示されている。
中友百貨によると、黄さんはかつて台湾で酒とたばこを専売していた台湾省煙酒公売局退職後から独学で模型制作を開始。模様紙を集め、写真を頼りに組み立てているという。展示作品のうち、台中市役所庁舎は今年完成した最新作だ。
会場を訪れた黄さんは「デパートで展示されると、自分の作品がとても美しく見える」と笑った。また、台中市の第2市場の模型を制作したいと今後の創作活動への意欲を見せた。
中友百貨企画処の簡聡政経理は、台湾が超高齢社会に突入する中で、黄さんの「偶然」と「自分に制限を設けない」といった点が人々の心を打つと強調。模型は積極性や新しいものを学ぶ情熱を示しているとし、展示を通じて素晴らしい作品と創作の精神を伝えたいと語った。



