南部・高雄市の台湾橋頭地方検察署(橋頭地検)は15日、ヘロイン入りカプセルを飲み込んで入国したとして、フランス国籍の男を逮捕したと発表した。男はタイから入国し、胃腸など体内からカプセル101個が見つかった。
橋頭地検によると、麻薬密輸グループが体内に薬物を飲み込む手口で台湾へ持ち込む計画を事前に把握した。タイから台湾へ向かう航空機に搭乗した50代のフランス国籍の男をマークし、7日に桃園国際空港へ到着直後、身柄を確保した。
X線検査の結果、体内に多数の異物が確認され、病院で約5日かけて単三電池よりやや大きいカプセル101個を排出した。押収したヘロインの総量約1.4キログラム、末端価格は約2000万台湾元(約1億円)とみられている。
男は調べに対し、「体調が悪く、治療費を稼ぐために運び役を引き受けた」と供述し、報酬は3000米ドル(約49万円)だったという。
検察は男を麻薬危害防止条例違反の疑いで、裁判所に勾留と接見禁止を請求し、認められた。

