(台東中央社)国軍が13日から実施している統合防衛演習で、東部の花蓮県と台東県の防衛を担う第二作戦区が敵の離島侵攻を阻止するための訓練を行った。民間船や海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の艦艇を徴用して太平洋の離島に機動陣地を構築し、守備能力を強化した。
第二作戦区は、13日早朝に受令後、将兵らが台東県の富岡漁港で民間船と海巡署の艦艇を徴用し、さまざまな武器や軍需物資を迅速に船内へ積み込んだ上で、緑島と蘭嶼に向かった。
また、所定の位置で戦闘訓練や防御陣地の構築、無人機による偵察訓練などを実施。4日間の守備訓練を終え、16日に台湾本島へ戻った。
第二作戦区は、国土防衛は責務であり、使命は必ず達成するといった精神の下、実戦を想定した戦闘訓練を着実に行ったと強調。今回の演習では、防衛作戦の想定と緊密に結び付けることで、各級指揮官の指揮能力や戦術運用能力を向上させるとともに、離島の守備能力を強化したとした。
また今後も実戦的な訓練を継続し、部隊の迅速な対応能力の向上を図り、主権と国家の安全を守る決意を示すとした。