(高雄中央社)南部・高雄市にある高雄メトロ(MRT)高雄駅の地下商業施設「高雄駅一番街」が18日、全面開業した。約2300坪の空間に、ACGと呼ばれる「アニメ・コミック・ゲーム」のサブカルチャーに特化した店舗や特色ある飲食店など50を超えるブランドが出店し、「高雄の秋葉原」をイメージした空間になっている。
同施設は2023年12月に一部がプレオープンしていた。記念式典に出席した陳其邁(ちんきまい)高雄市長は、プレオープン当初はいつまで続けられるか心配していたと振り返る一方、現在は来場者が徐々に増えているとし、テナント誘致を続けた運営会社に感謝の意を示した。
施設内には、高雄メトロのキャラクター「蜜柑(ミカン)駅長」のオブジェ5体を置いたフォトスポットの他、玩具コレクターが作品を展示できる空間も設置された。
高雄メトロの楊岳崑董事長(会長)は、2年余りの取り組みによって、薄暗かった地下空間が明るい商業施設に生まれ変わり、プレオープンの段階で効果が表れていたと指摘。今年上半期の高雄駅の1日当たりの平均利用者数は前年同期比で1075人増加し、左営駅に次いで利用者数の多い駅になったと語った。
高雄メトロは、高雄駅を単なる交通結節点から旅行の目的地へと発展させ、「メトロに乗る、買い物をする、暮らしを楽しむ」をワンストップで体験できるようにしたいと期待を寄せた。