(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は中華民国国慶日(国家の日)の10日、台北市の総統府で日本の超党派議連「日本台湾友好議員連盟」会長の古屋圭司衆院議員率いる国会議員の訪問団と面会した。今後も毎年、訪問団と会う機会があることを願うとし、台日友好関係の継続に期待を示した。
古屋氏らは、総統府前広場で開かれた祝賀式典参加などのために訪台した。日本台湾友好議員連盟の訪問団が訪台するのは、今年6月に日華議員懇談会から名称変更して以降、初めてとなる。
頼総統は、訪問団の参加に感謝を表明。古屋氏は長年にわたり国慶日に訪問団を率いて訪台し、実際の行動で台湾への支持を示していると強調。台湾の人々は訪問団の来訪について、うれしく思うとともに、台日関係の緊密さを改めて認識し、安心感や安定感を得ていると語った。
また、訪問団のスケジュールの関係上、今回の面会時間が限られているとし、次回は十分な時間を確保して会食し、自らの感謝の気持ちを伝えたいと述べた。
古屋氏はあいさつで、国慶日を祝い、台湾側のもてなしに感謝した。また、今年7月には、頼総統から国家や社会に優れた貢献をした外国人に贈られる「大綬景星勲章」を授かったことに触れ、この栄誉は長年にわたり台湾のために尽力してきた日本の国会議員全員のものだと強調。今後も全力で台日友好促進に取り組むと語った。
祝賀式典での頼総統の演説については、台湾とインド太平洋地域の平和と安全を守ろうとする揺るぎない決意が感じられたとし、台湾の民主主義と台湾海峡の平和と安全を守るため、台湾、日本、米国をはじめ、価値観を共有する国々が緊密に連携することが極めて重要だと述べた。
さらに、議連がプロジェクトチームを通じ、日本の戸籍の「国籍・地域」欄に「台湾」と表記できるよう働きかけを行ったことや、日本の中学校や高校に対し、台湾への修学旅行を促していることなどに触れ、具体的な行動で友好関係を次の世代に引き継いでいくとした。