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日華懇、「日本台湾友好議員連盟」に改称 李駐日代表「歴史的な一歩」

2026/06/12 14:29
日華懇(日台友好議連に改称)の総会に出席した同議連の古屋圭司会長(前列左から4人目)、李逸洋駐日代表(同5人目)、総統府の郭雅慧報道官(同3人目)=6月11日、東京
日華懇(日台友好議連に改称)の総会に出席した同議連の古屋圭司会長(前列左から4人目)、李逸洋駐日代表(同5人目)、総統府の郭雅慧報道官(同3人目)=6月11日、東京

(東京中央社)超党派議員連盟の日華議員懇談会(日華懇)は11日、東京都内で総会を開き、名称を「日本台湾友好議員連盟」(日台友好議連)に変更することを決定した。総会に出席した台北駐日経済文化代表処の李逸洋(りいつよう)代表(大使に相当)は「歴史的な一歩」だと語った。

▽頼総統「自由で開かれたインド太平洋の実現に向け努力したい」

李代表は、「台湾と日本の関係が長年の友情を基盤にさらに深化と発展していくことを象徴するもの」と指摘。改称決定の報告を受けた頼清徳(らいせいとく)総統は喜んでいたとし、台湾を支持する全ての国会議員に心から感謝と敬意を示したと語った。

また日華懇が超党派の力を結集して台日関係の推進に大きく貢献し、さまざまな形で台湾への支持を表明していることに触れ、台湾を代表して深い感謝の意を示した。

総統府の郭雅慧(かくがけい)報道官は、「台湾」の文字が含まれた新名称が会場のスクリーンに映し出された際に「とても感動した」と語った。名称の変更だけでなく、台湾の民主主義と台湾の人々、台湾の主体性が認識され、肯定された重要な瞬間だと述べた。

その上で「台湾と日本は雨の日の友人であり、晴れの日のパートナーだ。雨の日には互いに傘を差し、晴れの日には共に前進する」と表現し、今後も日本や理念の近い民主主義国家と連携し、自由と民主主義、繁栄を共同で守ると語った。

総会には頼総統がビデオメッセージを寄せ、日華懇の尽力により、台湾と日本は経済、貿易、科学技術、教育、観光などの各分野で大きな発展が見られたと強調。台日は普遍的価値を共有しているだけでなく、運命共同体であり、より多くの分野で協力を深める余地があるとの認識を示し、さらなる協力深化を通じて、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け共に努力したいと語った。

影片來源:presidentialoffice

▽台日関係「新たな段階へ」

今回の改称について出席者の一人は、台日関係が歴史や制度、政治的共通認識の下で新たな段階に入ったことを象徴していると分析。国会における台湾支持の力が明確に示され、台日関係の現状を反映しているとし、「懇談会」から「友好議員連盟」になったことも、国会交流の制度化が進んでいることを示していると語った。

別の出席者は、所属議員が300人を超え、台湾支持は一部のベテラン議員の信念だけではなくなっているとし、国会内部でも広く世代を超えて共通認識が形成されつつあると語った。近年は台湾海峡情勢への関心が高まっていることに触れ、「台湾有事を起こしてはならない」という考え方も多くの政治家が重視する安全保障の課題になっていると述べた。

今回の改称により中国の反発が予想されるが、関係者は、議連内部では「やるべきことはやる」との考えが広く共有されており、日本の台湾支持の姿勢がより明確かつ強固になっていることを示しているとした。

▽古屋会長、日台交流の深化に意欲

議連の古屋圭司会長は、2017年には台日双方の窓口機関の名称に「台湾」が冠されたことに触れた上で、日華懇も改称の時期を慎重に議論していたと説明。日華懇で幹部を務め、21年には蔡英文(さいえいぶん)総統(当時)とオンライン会談していた高市早苗首相による政権が発足したことを受け、「今がその時だ」と改称を決めたと明かした。

また今年度の方針については、経済安全保障協力を含む日台交流の深化に取り組むと語った。

さらに一部の中学校や高校の教科書などでは、地図や統計資料で台湾と中国が一つにまとめられているケースがあることに言及。日本政府は中国の主張を尊重しているが、(台湾は中国の一部だとする)一つの中国原則は認めていないとし、今後国会や各党の政務調査会を通じて是正を求めていくと語った。

(戴雅真/編集:齊藤啓介)

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