(東京中央社)バイオテクノロジー分野での台日協力について話し合う「台日バイオで拓(ひら)く、強靱(きょうじん)な未来 台日産官学サミット」が7日、横浜市内で開かれた。バイオ医薬産業の発展促進などに取り組む台湾医界聯盟基金会と、バイオ技術関連のコンサルティングを行う台安テクノロジー(台安生物科技)の主催。産業のサプライチェーン(供給網)の強靱性や法制面での調整、具体的な協力の形について議論した。
台湾からは複数企業が参加し、日本の産学官からの参加者に対して、台湾での新薬の研究開発や再生医療などの各分野における発展状況を紹介した。
基金会の執行長(CEO)で台安テクノロジー総経理(社長)の林世嘉氏は今日の「強靱性のあるサプライチェーン」とは、製造の安定性確保だけでなく、資金や人材、研究開発、臨床、製造、法規、市場を含んだエコシステム全体を指すようになっていると述べた。
その上で、台日が共同で臨床試験や製造、投資、相互の市場参入を推進すれば、単一企業・単一プロジェクト間の協力から、より大規模な産業連携へと発展させられる可能性があると話した。
サミットでは円卓会議も行われた。林氏は、台安テクノロジーと、会議に参加した日本のベンチャーキャピタル、台日双方の関連産業資源をつなげ、協力プラットフォームの構築について共同で検討できると言及。日本企業側からも前向きな反応が示された。
