(高雄中央社)台湾初の国産潜水艦試作艦「海鯤」について、軍事専門家の紀東昀さんは1日、軍への引き渡しは7~9月になるだろうとの見方を示した。
この日は南部・高雄市の高雄港を出港し、海上試験が行われた。港周辺には多くの軍事ファンが応援に駆け付けた。
先月29日に予定されていた試験は天候不良で延期となった。「天気が悪ければ戦えないのか」との批判もあったが、紀さんは報道陣の取材に対し、海鯤はまだ試験中であり、戦備が整った潜水艦とは異なると説明。安全第一で延期を決めた造船会社を評価すると話した。
また、今後は耐航性や深い場所での性能を確かめる試験が行われ、その中には日をまたぐものもあるだろうと指摘。これらの試験項目が終われば、7月から9月はいずれも引き渡しの時期になり得ると語った。
顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)は同日、報道陣の取材に対し、引き渡し時期を決める考えはないと述べた。安全性と質の確保を前提に試験を進めるとした。