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「銅鑼湾書店」林栄基店長が死去 頼総統が追悼「台湾は民主主義を守り続ける」

2026/07/03 13:24
「銅鑼湾書店」の林栄基店長
「銅鑼湾書店」の林栄基店長

(台北中央社)香港で中国の禁書を販売し、2020年に台北に移転した「銅鑼湾書店」の林栄基店長が2日夜、台北市内の病院で死去した。70歳。頼清徳(らいせいとく)総統は同日、フェイスブックを通じて哀悼の意を示し、権威主義による弾圧の下で恐怖と苦痛を味わいながらも、沈黙を選ぶことはしなかったとたたえた。また台湾は今後も民主主義と自由、人権の価値を固く守り、権威主義に屈しない人々と共に歩むと語った。

林氏は2015年に中国・広東省で拘束されて当局の取り調べを受けた後、19年に台湾へ逃れていた。

関係筋によれば、林氏の健康状態は悪く、昨年にはがんが再発し、療養していた。6月30日の入院時には意識はあったものの、1日に昏睡状態となり、容体が悪化していたという。

林氏は今年6月、中央社の取材に対し、書店は休業中だと明かした上で、営業再開の時期については「分からない」と述べ、健康状態を見て再開するかどうかを判断すると語っていた。

頼総統は、穏やかな口調で話す一方、そのまなざしと信念には自由を守る決意が感じられたと振り返った。また、林氏が残した勇気は消えることはないとし、「自由は得難いものであり、民主主義は世代を超えた人々の努力によって守り続けなければならないことを教えてくれた」と語った。

(温貴香、李雅雯/編集:齊藤啓介)

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