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公共テレビ台湾語チャンネルが映画祭開催 本土復帰前の沖縄で撮影「琉球の恋」上映

2026/07/18 13:17
映画「琉球の恋」のリン・フーディ(林福地)監督=7月16日、台北市(公共テレビ提供)
映画「琉球の恋」のリン・フーディ(林福地)監督=7月16日、台北市(公共テレビ提供)

(台北中央社)2019年7月に放送を開始した公共テレビ(公視、PTS)台湾語チャンネル(台語台)が主催する映画祭が16日、台北市の光点華山電影館で始まった。同日には本土復帰前の沖縄で撮影され、1968年に公開された映画「琉球の恋」の台湾語吹き替え版が上映された。公視によると、同作のリン・フーディ(林福地)監督は鑑賞後、「吹き替えが素晴らしい」と称賛したという。

リン監督は、当時はカラーの台湾語映画を制作するには費用が高額で、ほとんど実現できなかったと説明。琉球の恋は台日合作だったため、沖縄で撮影し、富士フイルムのカラーフィルムが使えたと裏事情を明かした。

また台湾語版の当時のフィルムは、中国語(台湾華語)の使用を奨励する「国語政策」の影響で行方不明になっていたが、2023年に北米で中国語版のフィルムが見つかり、今年、人工知能(AI)技術で中国語の音声を除去した上で、専門アドバイザーや吹き替えチームが改めて台湾語音声を収録し、当時の台湾語版をよみがえらせたと語った。

収録やミキシングの作業はわずか3日間で行われたと知ったリン監督は「元の作品よりも良い出来だ」と話した。

台湾語チャンネルのトップ、呂東熹氏や褚明仁国家映画・視聴文化センター(国家電影・視聴文化中心)董事長(会長)らも同作を鑑賞した。

映画祭は台北では19日まで開催される。22~26日には中部・台中市の中山73影視芸文空間、8月12~16日には南部・高雄市の高雄市電影館でも行われる。台中の会場では7月18日から8月8日まで特別展も開かれる。

(王心妤/編集:齊藤啓介)

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