台湾の人気絵本作家ジミー・リャオ(幾米)さんの特別展が12月、台北市内の文化施設、華山1914文化創意産業園区で始まる。全編をデジタル形式で制作した没入型展示として展開され、来場者は絵本の世界に入り込み、全身で作品を体験できるという。
ジミーさんが同会場で展覧会を開くのは15年ぶり。これまでは原画や実物の展示などが行われてきたが、今回はジミーブランド25周年の特別企画として、絵本のイラストを分解して再構成する。観客を取り囲むように広がる動的な映像へと変換し、物語の中に身を置くような体験を目指す。
絵本「頭碰頭説説話」(仮訳:額を集めて語り合おう)を中心に、代表作「向左走、向右走」(ターンレフト・ターンライト)や「月亮忘記了」(君といたとき、いないとき)を組み合わせ、約27分の映像で物語の世界を再現する。来場者は体の動きを通じて、映像とやりとりすることができる。
特別展は12月24日から2027年2月14日まで開催され、チケットは6日から販売される。これに先立ち、会場では9日から12月20日まで「ジミーポップアップショップ」が設けられる。