(東京中央社)在日華僑団体が主催する中華民国国慶日(10月10日、国家の日)を祝う催しが、3日に横浜で、4日に東京でそれぞれ開かれた。李逸洋(りいつよう)駐日代表(大使に相当)は双方に出席し、華僑による台日関係への長年の貢献に感謝を示すとともに、台湾は民主主義のパートナーと協力し、台湾海峡とインド太平洋地域の平和と安定を守ると強調した。
李氏のフェイスブックによると、横浜で開かれた宴席は、中華民国留日横浜華僑総会の許耀庚会長が実行委員長を務めた。複数の衆参議員が参加してあいさつをした他、神奈川県内の地方議員も出席した。
李氏はあいさつで、孫文が1895年に革命団体「興中会」の横浜支部を立ち上げたことに触れ、華僑の支援が辛亥革命の成功と中華民国の建国につながったとし、横浜で国慶祝賀会を開催することには深い歴史的意義があると述べた。
また、中国が軍事による威圧やグレーゾーン作戦、認知戦、法律戦を通じて台湾を脅かし続けているものの、台湾は主権を強力に守り、中国による「法執行を装った権利侵害」や「台湾海峡を中国の内海にする」企てを決して成功させないと言及。防衛力強化や社会全体での防衛強靱(きょうじん)性の構築を進めており、米国や日本、欧州などの民主主義パートナーと協力し、現状が変更されないようにすると話した。
東京・千代田区の東京中華学校では4日、中華民国留日東京華僑総会と台湾留日東京学生会がイベントを開いた。国旗掲揚や国歌斉唱、竜舞・獅子舞のパフォーマンス、台湾グルメの販売などが行われた。
