(台北中央社)台湾文化を発信するイベント「TAIWAN PLUS」が8月に大阪市の中之島で開催される。100を超えるブランドが出展し、このうち20ブランドは初参加となる。日本の人々に台湾の創作エネルギーを伝える。主催する非政府組織(NGO)中華文化総会が16日、台北市内で記者会見を開いた。
開催は6回目。規模は過去最大となる。開催期間も拡大し、8月9、10日と16、17日の土日に2週連続で実施する。大阪での開催は初めて。
今年は「台日新風」をテーマに、雑貨や台湾グルメなどを販売する他、台湾のデザインをPRする。文化総会の李厚慶秘書長によれば、今年は大阪・関西万博が持続可能性を重視していることに呼応し、リサイクル素材を用いた製品づくりを行うブランドにも声をかけた。
記者会見の会場には、同時期に大阪市内で開かれる文化部(文化省)主催のイベント「We TAIWAN」(8月2日~20日開催)のマスコット「a-We」(アウィー)をあしらった関連グッズが展示された。インターネット上で販売開始された靴下やピンバッジにはすでに5000件を超える注文が入っているという。アウィーのグッズは、TAIWAN PLUSの会場でも販売される予定。