南部・高雄市を走る高雄ライトレール(LRT)は12日から終電の時間を30分繰り下げた。初日から多くの乗客が利用し、高雄市でメトロ(MRT)建設を担う高雄市政府捷運工程局の呉嘉昌局長は13日、利用者のニーズに応じた運営を通じて、より便利な公共交通環境をつくりたいと語っている。
これまで終電は時計回りと反時計回りどちらも籬仔内駅を午後10時に出発していたが、今後は10時30分に出発する。終電の車内では、帰宅する人や遊びに行く人の他、ベビーカーを押したり、折り畳み自転車を持ち込んだりする人の姿が見られた。
高雄メトロによると、今年上半期の平均利用者数は1日当たり延べ3万6850人。12日の利用者数は延べ3万9245人に達したという。