(東京中央社)台湾文化を発信するイベント「TAIWAN PLUS」が今年、初めて大阪で開かれる。開催期間も例年より延長し、8月9、10日と16、17日の2週末連続で実施する。大阪・関西万博の開催に合わせ、台湾文化をより多くの日本の人々に紹介する。期間中には22万人以上の来場を見込んでいる。
文化部(文化省)と、同イベントを主催する非政府組織(NGO)中華文化総会が22日、東京都内で説明会を開いた。
TAIWAN PLUSは2018年、グルメと音楽を融合させたイベントとして初開催され、今年で6回目を迎える。昨年は初めて東京を飛び出し、京都市で行われた。
今年のテーマは「台日新風」。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に呼応させた。台湾の新たな姿、日本と共創する新たなトレンドを表現し、命をより輝かせる未来に一緒に向かっていこうとの思いが込められた。
期間中には100近くのチームが参加し、グルメや文化、サステナビリティー(持続可能性)、生活の魅力を紹介する。
大阪市の中之島を会場とする。中之島では8月2日から20日まで、文化部主催のイベント「We TAIWAN」も開催される。
説明会に出席した中華文化総会の李厚慶秘書長は、TAIWAN PLUSは台湾文化の舞台であるだけでなく、台日交流のプラットフォームでもあるとし、日本の人々の心を今回も魅了できるよう期待を寄せた。