台南市黄偉哲市長と共に台南市の農漁業事業者が2024年東京食品展に参加、開催期間の4日間で熱心な商談を行い初期統計で3億台湾ドルを越える注文を受けました。これは昨年実績の2.5倍であり、特にパイナップルには昨年の5倍にあたる500トン超の注文が入り非常に大きな成果を上げることができました。
今年、台南事業者チームが素晴らしい実績を作ったことに対し黄偉哲市長は「台南市政府は海外市場展開に努力し続けてきた。農業従事者及び各地農会、貿易商、販売事業者など多分野の事業者と連携し、台南市農業局を中心に資源を整合した。その結果、品質及び数量に於いて台南産の農産物は多方面のルートを通じ安定した出荷が可能になった。台南農産品の価値を向上させただけでなく、品質保障により安定して海外市場に出荷できることは皆が絶えず努力を継続した結果である。ここ数年参加している東京食品展での成績は毎年上がっており、これは台南産農産物が国際市場に於いて競争力を有していることを示している。今後の輸出ビジネスも必ず成功すると信じている。」との見方を示しました。
台南市政府農業局の統計によると、今回参加した事業者が日本のグループ企業や事業者から問い合わせや注文率が高かった商品はパイナップやマンゴーなど新鮮なフルーツ、文旦果汁、ミルクフィッシュのフライ、かまぼこ餅、リュウガン(龍眼)ジン及び羊羹、冷凍果物ペースト及びカットフルーツ、アンスリウム、さつまいもスナックボール及びさつまいもスティック、各種ドライフルーツ、麻豆農会の文旦商品及びミルクフィッシュえび水餃子等との事です。
台南市政府農業局は、「今年は台南400をテーマにした設計でブース会場は非常に賑やかだった。業績も順調で参加事業者もみな喜んでいた。そして何よりも台南の農産物は国際市場に通用すると確信が持てたことは大きな収穫である。黄偉哲市長と台南事業者が協力し台南の農産物資源を集中及び整合することにより今後も継続して国際競争力を高め、2025年も東京及び世界に進出することを期待している。」と将来の展望を力強く語りました。