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We TAIWAN/「We TAIWAN」、「色彩の融合」テーマに展示 芸術界の巨匠の世界に観客誘う

2025/07/03 17:33
台湾スペクトルでは現代アートや音楽、ビジュアル、光の各分野のプロらの協力によって、観客を台湾の代表的な芸術家の世界にいざなう(文化部提供)
台湾スペクトルでは現代アートや音楽、ビジュアル、光の各分野のプロらの協力によって、観客を台湾の代表的な芸術家の世界にいざなう(文化部提供)

(台北中央社)文化部(文化省)が大阪・関西万博に合わせて8月に大阪市内の4カ所で開催する台湾文化PRイベント「We TAIWAN」の「VS.」会場では、「色彩の融合」をテーマにした展示を行う。展示の一つ「台湾スペクトル」では日本統治時代に活躍した陳澄波や廖継春、郭雪湖ら台湾の代表的な芸術家の作品を題材とし、現代アートや音楽、ビジュアル、光の各分野のプロフェッショナルらの協力によって、観客をこれらの芸術家の世界にいざなう。

「台湾スペクトル」では台湾の山や海のうごめきを色彩として表現する。芸術家を題材にした「台湾本色」、台湾の染織文化や工芸などに着目した「光織自然」、音で観客を記憶の中へいざなう「島嶼声譜」の三つのテーマで展示を行う。

台湾本色には、現代アーティスト集団のラグジュアリー・ロジコ(豪華朗機工)、音楽家のブレア・コー(柯智豪)、モーションデザインなどを手掛けるムーンシャイン(夢想動画)、照明デザインの瓦豆が共同で参加する。

島嶼声譜では、ブレア・コーが台湾の廟の祭りや台風が過ぎ去る際の風雨、鳥のさえずり、都市の喧騒などの音を織り交ぜて、サウンドシアターを作る。芸術家の李育昇の「台湾固有種」神獣装置では視覚と音の芸術を融合させ、台湾の信仰の場所を表現する。ラグジュアリー・ロジコのミックスドメディア動力装置作品「ハード、ハード 台日交流版」は光と音、言語で感情と記憶にアプローチし、心の奥底の共鳴を呼び覚ます。

「We TAIWAN」は8月2日から20日まで、グラングリーン大阪内「VS.」の他、大阪市中央公会堂、こども本の森 中之島、中之島で開催。一部プログラムは予約が必要で、予約受付は「We TAIWAN」公式ラインアカウントですでに始まっている。参加は無料。

(邱祖胤/編集:名切千絵)

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