(台北中央社)国防部(国防省)は4日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ41機、軍艦8隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。
軍用機のうち、延べ27機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」やその延長線を越え、台湾の北部や中部、南西の空域に進入した。
国軍は軍用機や軍艦、沿岸部に配備したミサイルシステムで厳密に監視し対処したとした。
また中国が3日午後5時37分ごろ、四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げた運搬ロケットについて、国防部は同日夜、台湾の防空識別圏(ADIZ)の南西部を通過し西太平洋方面に飛行したことを確認。高度は大気圏外で台湾への危害はなかったとしている。