中部・台中市清水区の派出所に7日、柴犬2匹を連れた女子大学生2人組が慌てた様子で駆け込んできた。派出所によれば、2人はオートバイでの通学時に信号待ちをしていたところ、犬が足元に乗ってきた。犬は動く気配を見せず、辺りに飼い主も見当たらなかったため、途方に暮れて派出所に連れて来た。
犬は2匹ともおとなしかったが、身元の分かるものはなかった。フェイスブックに迷い犬の投稿をしているはずだと考えた警察官が検索すると、狙いが的中。すぐに飼い主と連絡が付き、引き取りに現れた。
飼い主の男性は、2匹は親子で、普段ははいい子で遠くには行かないと説明。いなくなったのが分かった時にはネットの力に頼るしかなく、女子大生や警察官に感謝していると語った。
派出所の所長は、ペットにはマイクロチップ埋め込みや連絡先を記載したタグの装着をして、万が一の脱走に備えてほしいと呼びかけた。