都市(城鎮)強靱(きょうじん)性演習の防空演習が15日午後1時30分から同2時まで、台湾中部で行われた。外出中の人は、屋内などへの避難が求められたが、台中市沙鹿区では男がオートバイで移動し、その後民防法違反の容疑で送検された。3万台湾元以上15万元以下(約15万円以上76万円以下)の罰金が科される恐れがある。
台中市政府警察局清水分局によると、男はバイクに乗って昼食を買いに出かけた後、ガソリンスタンドで給油中、演習時間になった。だが、終了を待ちきれず、午後1時47分にその場を離れ、同49分、警察官が呼び止めたという。
防空演習は17日午後1時30分から同2時まで台北市を含む北部で、18日午前10時から同30分まで東部と離島で実施される。