(台北中央社)東京で11月に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に、台湾から11競技に78人の選手が出場する。教育部(教育省)体育署の洪志昌(こうししょう)副署長は10日、今後も引き続きリソースを投入し、選手をサポートする方針を強調した。
台湾の選手が出場するのは、陸上、水泳、射撃、卓球、バドミントン、テニス、ボウリング、バスケットボール、空手、テコンドー、オリエンテーリング。台湾は昨年から準備プロジェクトを進めてきた。
洪副署長は、選手とコーチは毎月トレーニング手当が取得可能で、トレーニング支援費でトレーニングウエアや関連用品の購入ができると説明。準備期間中にも運動科学やスポーツ外傷・障害予防、医療ケア、カウンセリングなどに関するリソースを導入し、全面的なサポートを提供すると語った。
また今大会に向け、国内でのトレーニングや試合参加費をチーム単位で補助してトレーニングとサービスの全面的な向上を図るとし、選手には全力でトレーニングに集中し、前回大会を上回る成績を目指してもらいたいとした。
2022年にブラジルで開催された前回大会での台湾のメダル獲得数は、金3、銀13、銅14の30個。09年の台北大会での33個に次ぐ好成績を収めた。