(嘉義中央社)南部・嘉義県などを走る阿里山林業鉄路の鹿麻産駅(同県竹崎郷)では、2歳の秋田犬、ポチ(波吉)が「犬駅長」として利用者を出迎えている。21日には駅を訪れた蕭美琴(しょうびきん)副総統と対面し、記念撮影に応じたり餌をもらったりした。
日本統治時代に開業した鹿麻産駅。道路が整備されたことにより1982年から列車が止まらなくなっていたが、2019年に復活した。25年、駅の運営が鹿満社区(コミュニティー)発展協会に委託されたのに伴い、協会の林乙均理事長が飼っていたポチが犬駅長に就任した。
林さんは、台湾には多くの猫駅長や猫店長がいるが、犬は少ないと言及。猫は人とのコミュニケーションをあまり好まない傾向にあるが、犬のポチはとても人懐こく、蕭副総統もしきりに「かわいい」と言っていたと明かした。
ポチの「勤務シフト」については、夏休み期間中は1日1往復停車する列車の時刻に併せ、毎日午前9時半~11時と午後3時~4時半にしていると説明。その他の期間は週末や休日を中心に出勤し、駅でイベントがある際には必ず顔を出すと話した。
この他、協会ではポチのポストカードやキーホルダーなどのオリジナルグッズを販売。「働きたくないが給料は欲しい」というユニークなキャラクター設定も相まって人気商品となり、駅の観光名所化にも一役買っているという。
蕭副総統はこの日、県内の廟やレジャー施設などを訪問。同駅には、文化資産の保存成果視察のために訪れた。
