(台北中央社)衛生福利部(保健省)疾病管制署は21日、国内での新型コロナウイルスの感染者が増加しており「流行期」に突入したと発表した。18日までの1週間に新型コロナウイルスで医療機関の外来・救急診療を受けた人の数は延べ4766人で、前週の同2862人から66.5%増加した。
同署の曽淑慧報道官は21日の定例会見で、今月14~20日の新型コロナ合併症による重症の症例は25件、死亡例は5件あったと説明。昨年10月からの累計で重症例は161例に上っており、このうち65歳以上の高齢者が約75%、慢性疾患のある人が約84%を占めていた他、約93%は今季の新型コロナワクチンを接種していなかったと述べた。
また、直近4週間の感染例は主に変異株「NB.1.8.1」(通称ニンバス)によるものだとし、主な症状は喉の痛みやせき、鼻づまり、鼻水、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛など、上気道炎の症状が多いとした。
その上で、夏休みを迎えたため旅行や大型イベント参加の機会が増えるとし、手指の衛生や咳エチケットなど基本的な感染対策を徹底するよう促した。ワクチン接種も呼びかけた。