南部・嘉義県文化観光局が推進するプロジェクトの一環で、台湾原住民(先住民)族ツォウ族の文化をモチーフにした芸術作品が阿里山周辺の道路沿いに41点設置された。道行く人々に原住民文化と阿里山の自然環境や生態系を理解してもらうことを狙う。
文化観光局によると、芸術作品はシンビ(新美)、サビキ(山美)、チャヤマバナ(茶山)、ララチ(来吉)、ララウヤ(楽野)、タッパン(達邦)、トフヤ(特富野)、ニヤウチナ(里佳)の各集落を結び付けるもので、大型作品1点と、集落標識8点、小型作品32点からなる。
大型作品の「迷境同棲」はツォウ族のアーティスト、ブウ・アグヤナさんが制作。サンバーやイノシシ、サンケイをかたどったデザインで、野生動物や森林、ツォウ族文化の共生を表現した。
集落標識は呉鈺槤さんがデザインした。メジロチメドリやミカドキジ、カンムリワシ、ヤマムスメなどの鳥類や動物の要素を取り入れ、ツォウ族の文化イメージと組み合わせた。
また小型作品は頼羽鉉さんと廖育萱さんが手がけた。各集落の入り口2キロ前から一定間隔で設置され、動植物や農産品、景観などを紹介しているという。



