(高雄中央社)南部・高雄市は10日、福岡県北九州市やうどんチェーン「資さんうどん」と連携し、熊本地震の被災地でうどんを提供したと発表した。避難所に派遣されたキッチンカーには「熊本県八代市へ温もりを届けたい」とのメッセージが記された。
高雄市は熊本県や熊本市と3者間の友好交流協定を締結している他、北九州市とは都市間の連携強化に関する協定を結んでいる。高雄市と北九州市による被災地支援は2度目で、今月初め、飲用水132箱などを八代市に提供していた。
高雄市政府によれば、今回の支援は八代市のニーズを受けて実施された。避難生活が長引く被災者から温かいものが食べたいとの声が上がっていたことから、高雄市と北九州市が協議し、資さんうどんからも協力を得て支援が実現した。
高雄市政府は、資さんうどんが北九州市発のうどんチェーンで、地元で最も親しまれているグルメだと紹介し、海外1号店を台湾に出店していることにも言及。同社が被災地での炊き出しを予定していたところ、高雄市と北九州市が被災地を支援したいと考えていることを知り、計画に加わったと説明した。
陳其邁(ちんきまい)高雄市長は、被災地のニーズを把握し、迅速に支援を届けることが最も重要だと指摘。その上で、「高雄と熊本と北九州、台湾と日本、いずれも互いにとって重要な友人」だと強調し、今後も熊本を支え続けていくとの姿勢を示した。

