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台中市政府 台湾最大の屋内球場建設巡り、保険会社と「BOT」契約

2026/10/16 18:21
屋内球場のBOT契約調印式に出席した盧秀燕台中市長(右から3人目)、李灝宇選手(同2人目)=10月16日、台中市
屋内球場のBOT契約調印式に出席した盧秀燕台中市長(右から3人目)、李灝宇選手(同2人目)=10月16日、台中市

(台中中央社)中部・台中市政府は16日、金融大手、中国信託フィナンシャルホールディング傘下の生命保険会社「台湾人寿」と、屋内球場の建設を巡るBOT契約を結んだ。正式名称は「台湾超巨蛋」で、4万5000人以上の観客が収容できる、国際水準の屋内球場を建設する計画。完成すれば台湾最大の屋内球場になる見通し。

BOTは民間事業者が建設や供用開始後の管理・運営を担い、一定期間経過後に自治体に所有権を譲渡する事業方式。

契約は台中市政府運動局の游志祥局長と、台湾超巨蛋開発の王卓鈞董事長(会長)が代表して調印した。盧秀燕(ろしゅうえん)台中市長や運動部(スポーツ省)の楊啓文(ようけいぶん)政務次長、台湾の球界関係者らが立ち会った。

台中市政府によると、台湾人寿の総投資額は600億台湾元(約3000億円)。契約締結により、正式に事業の執行段階に入った。今回の計画は、台湾の単独のスポーツ施設開発事業としては最大の投資規模となる。どの座席からも視界を遮られずに観戦できる設計を目指すとしている。

盧市長は、ここ数年、台湾で野球の人気が高まっており、2023年に開場した台北ドームだけでは不十分で、中部にも新たな球場建設を望む声があったと説明。将来は台湾プロ野球、中信ブラザーズの本拠地になる予定だとした。

調印に立ち会った米大リーグ、タイガースの李灝宇内野手は、盧市長にサインボールとバットを贈り、盧市長からスーツケースなどの贈り物を受け取った。また、今後も大リーグの選手、台湾代表の選手として努力し、「超巨蛋での試合に出場できるのを楽しみにしている」と語り、早期完成に期待を寄せた。

(郝雪卿/編集:齊藤啓介)

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