(東京中央社)横浜の街を舞台にしたジャズフェスティバル「横濱ジャズプロムナード」の会場の一つとされた横浜赤レンガ倉庫で10日、台湾特別ステージが開かれ、台湾のアーティストが出演した。日本の音楽家ともコラボレーションし、国境を越えた協演で台湾ジャズの魅力を伝えた。
ベルギーで音楽を学び、台湾の音楽賞「金曲奨」での受賞歴を持つジャズピアニスト、曽増訳(ツェン・ツェンイー)はトリオで出演し、オリジナル曲などを披露。横浜市役所の中庭でも街角ライブを開き、200人以上が足を止めて聞き入った。
ジャズ・シンガーソングライターの羅妍婷(ルオ・イェンティン)は、同イベントのために日台の音楽家6人で結成した特別バンドで出演。日本語、英語、中国語を織り交ぜた歌唱と異なる背景を持つ音楽家によるパフォーマンスで、約300人の観客を魅了した。
台湾特別ステージの開催には、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)台湾文化センターが協力した。台湾のアーティストが同イベントに参加するのは去年に続き2回目で、今年は日台の音楽家による協演を実現させた他、横浜市役所にも演奏の場を広げた。
同センターの曽鈐竜(そけんりゅう)センター長はあいさつで、ジャズの精神を「自由」と表現。台湾と横浜が今後も手を携え、「自由な街並み、自由な音楽の中を共に散歩(プロムナード)していく」ことへの期待を語った。