(台北中央社)経済部(経済省)が優れた台湾ブランド製品に授与する賞「台湾エクセレンス」を受賞した製品やソリューションを集めたブースが、千葉市の幕張メッセで13日に開幕したデジタル技術の国際展示会「シーテック2026」に登場している。台湾が半導体の製造能力を有するだけでなく、包括的なスマート応用ソリューションを提供できることを日本企業に紹介し、台日の産業連携の深化を図る。
台湾エクセレンスの同展出展は初めて。台湾エクセレンスのブースには台湾企業13社、24件の製品・ソリューションが集結した。分野は人工知能(AI)コンピューティングからスマートケア、スマートホームなどに及ぶ。
サウバーエア(薩柏科技)は壁掛け式のスマート空気清浄機を展示。額縁のような形状で、表示する画像を変更でき、空気清浄とインテリアの機能を兼ね備えた。本体の薄型化を図るため、デルタ電子(台達電子)がモーターの開発に協力した。
アイファテクノロジー(艾法科技)は、従来型の家電をスマート化するリモコンを開発した。既存のエアコンやテレビ、照明などにコントローラーを取り付けることで、スマートフォンを利用した遠隔操作を可能にした。同社の担当者は、高齢者ケアの分野での活用に期待を寄せる。グッドウェイ・テクノロジー(東碩資訊)も、非接触式センサーとAI分析で高齢者の活動状況を把握するスマートケアシステムを展示した。
13日に行われた台湾エクセレンスブースの開幕式に出席した台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の楊子賢(ようしけん)経済部秘書は、昨年の台日貿易総額が過去最高の848億米ドル(約13兆4000億円)余りに上ったことに触れ、半導体や情報通信技術、システム統合における台湾の強みを日本の製造業が培ってきた経験と産業のニーズと結び付けることで、高齢化や人手不足といった課題に共に対処していくことに意欲を示した。

