(台北中央社)顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)は12日、中国人民解放軍が少なくとも5カ所の海域で同日から軍事演習を行うことについて、最悪の事態を想定する原則に基づき、引き続き密接に注視する考えを示した。また、今回の軍事演習について、沿岸地域で砲兵部隊などの射撃訓練を行うものだとの暫定的な見方を明らかにした。
中国各地の海事当局は8日以降、人民解放軍が北東部の遼寧省大連南東沖から広東省湛江南東沖の南シナ海にかけての少なくとも5カ所の海域で12日から実弾射撃などの軍事訓練を順次行うと発表した。演習は17日まで続くとしている。
顧氏は立法院(国会)外交・国防委員会出席前に記者団の取材に応じた。中国の軍事演習について、国防部として「状況を十分に把握している」と説明。中国がインド太平洋地域で不安を生み出す軍事演習を繰り返していることは「非難に値する」と強調した。