(台北中央社)熊本県の木村敬知事と県議会の内野幸喜議長が6日、県のPRキャラクター「くまモン」と共に台北市の外交部(外務省)を訪問し、甄国清(しんこくせい)主任秘書と面会した。外交部は心からの歓迎の意を表した。
木村知事は4日に台湾に到着し、5日には南部・高雄市と台南市を訪問。陳其邁(ちんきまい)高雄市長や黄偉哲(こういてつ)台南市長とそれぞれ面会し、熊本地震支援の寄付金の贈呈に感謝した。
甄氏は、7月28日に発生した熊本地震による被害に政府と国民を代表して深いお見舞いを表明。台湾各界から寄せられた被災地支援の寄付金が現時点で3億台湾元(約15億円)を突破したことに触れ、台湾の人々の熊本に対する思いやりと支援を示すとともに、「日本が支援を必要とする時、台湾は必ずそこにいる」という固い決意を伝えたと述べた。
また、外交部や内政部(内務省)が先月、防災や災害救助で各国政府との協力を図る国際組織「世界災害管理聯盟」(WADM)を共同で立ち上げたことを紹介し、台湾が積み重ねた経験を生かし、日本や各国のパートナーと交流や協力を深め、世界の防災や災害救助に貢献できるよう期待を寄せた。日本の複数の地方自治体もオブザーバーとして参加している。
木村知事は、地震発生直後に台湾から支援の手が差し伸べられたことに感謝の意を示し、今回の訪台を通じて台湾各界に自ら謝意を伝えたいと語った。
(編集:名切千絵)

