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外交部、中国の政治的圧力を厳正に非難 長崎式典での座席配置に「遺憾」/台湾

2026/08/10 16:23
外交部庁舎(中央社資料写真)
外交部庁舎(中央社資料写真)

(台北中央社)外交部(外務省)は10日、長崎市の平和祈念式典で台湾代表に適切な待遇が与えられなかったことに対し、遺憾を表明した。中国が政治的手段で台湾の国際参加に圧力を加え続けているとして「厳正な非難」を示した。

式典では台湾代表団の座席が外交団エリア外に配置された。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は、長崎市が座席配置によって「台湾の国家としての尊厳と地位を傷つけた」と指摘。李逸洋(りいつよう)駐日代表(大使に相当)や駐日副代表2人は式典を欠席し、陳銘俊(ちんめいしゅん)駐福岡弁事処長(総領事に相当)が代理で出席した。

外交部は長崎の式典での座席配置に関する受け止めについて、今年は外交団エリアに隣接して配置され、区別は受けなかった他、各国の外交団と同じ胸花を着用し、会場では日本の政治家や各国使節と自然に交流したと説明。関連の待遇は「昨年に比べて進歩した」と評価した。一方で「長崎市が中国の圧力を受け、今年の平和祈念式典でのわが国への待遇に適切さが欠如した部分があったことに、外交部として遺憾を表明する」とした。

昨年の長崎の式典で台湾は国際非政府組織(NGO)エリアの席に案内されていた。

台湾は昨年から広島と長崎の平和式典に参列している。広島の式典では今年も昨年に引き続き、台湾代表団の座席は外交団エリアに設けられた。

外交部は、広島市が台湾代表団に高規格の待遇を与えたことに感謝を表明し、今後も適切なルートを通じて日本側に台湾の立場を説明し、待遇改善を図っていく方針を示した。

与党・民進党の林楚茵広報担当は10日の記者会見で、記者からの質問に応じ、台湾は中国の圧力や妨害に直面しているものの、「台日間の友情は中国の介入によって亀裂を生じさせるべきではない。仲を引き裂こうとする者はこの時を待っているのだ」と述べた。

(王揚宇/編集:名切千絵)

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