台湾唯一のナツメの産地として知られる中部・苗栗県公館郷で18日、年に一度の公館ナツメフェスティバル(公館紅棗節)が開幕する。今年は新商品や農村体験を通じて地域特産品の魅力を発信する。
同郷農会(農協)が主催する夏恒例のイベントで、会場となる苗栗区農業改良場(農改場)ではナツメ市場を開催。ナツメを使った加工品や新商品を販売し、お茶や薬膳料理だけでなく、日常生活に取り入れやすい食材として紹介する。
同農会の林幼詩総幹事によれば、今年は同農会が開発したナツメ入りのすり茶や濃縮エキス、ナツメビールなどの新商品を用意した。この他、歌やダンスなどのステージイベントに加え、ナツメジャム作りなどの体験プログラムも実施する。
フェスは19日まで開催される。
苗栗県のナツメ栽培面積は約100ヘクタールで、このうち88ヘクタールが公館郷に集中する。収穫期は毎年7月中旬から8月下旬。同農会は10年以上にわたりナツメフェスを開催し、特産品のPRや農村観光の振興に取り組んでいる。