(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は8日、訪台中の中米グアテマラのルイス・アルベルト・コントレラス・コリンドレス国会議長と面会し、グアテマラは台湾との経済・貿易での結び付きがより深まっているとした上で、友好関係のさらなる深化と双方の繁栄と発展に期待を寄せた。
グアテマラは中華民国(台湾)と外交関係を持つ。コントレラス氏は台湾側の招きで超党派の議員団を率いて初めて訪台した。10日まで滞在する。
頼総統は、台湾とグアテマラは兄弟のような国だと強調。近年絶えず協力関係を深めており、医療や産業発展、経済・貿易交流などの各分野で豊かな成果を上げていると語った。
また昨年6月にはアレバロ大統領夫妻が国賓として訪台し、両国の良好な関係を改めて確認するとともに、新たな協力の方向性を示したと指摘。半導体協力意向書に署名したことや、両国間の協力文書への調印に立ち会ったことなどに触れ、政治協議メカニズムを構築して双方の投資協力を促進したと説明した。
さらに、グアテマラが半導体産業の成長を柱とする国家戦略を着実に進めていることに言及した上で、対台湾輸出額は直近2年連続で1億3000万米ドル(約210億円)に達しており、双方の大きな協力の可能性を示していると述べた。
グアテマラは台湾にとって最大のスクロース供給国、第4位のコーヒーの供給国だとし、良質な農産品は台湾人の生活の一部になっていると紹介。今後もより多くの台湾企業が南米市場進出時の重要な拠点として活用するよう計らうと語った。
その上で、コントレラス氏は今年5月に台湾を支持する決議に署名し、台湾の国連システムや世界保健機関(WHO)への参加を後押ししてくれたとし、グアテマラ国会の力強い声援に感謝を示した。
コントレラス氏は、グアテマラ国会は台湾を非常に愛しており、台湾の永遠の友人であり、忠実な友人だと述べた。また今回の訪問は台湾グアテマラ双方の歴史ある友好関係と協力関係を強化する重要な節目だとの認識を示した。
その上で、グアテマラ国民の代表として、国会は台湾と協力を続ける揺るぎない立場を改めて表明するとし、今回の訪問を通じて戦略的パートナーシップをさらに強化し、繁栄を共有する未来を切り開きたいと語った。