(台中、台北中央社)台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議が29日、中部・台中市で行われ、台鋼ホークスは2巡目(全体9位)で元東北楽天ゴールデンイーグルスの永田颯太郎内野手(25)を指名した。台日にルーツを持つ2選手もそれぞれ指名を受けた。
永田は愛知県の菊華高を卒業後、台中市の国立台湾体育運動大に留学。2023年に育成ドラフト4位で入団した東北楽天では、25年までの3年間でイースタン・リーグで計231試合に出場した。今季は台湾の社会人チームでプレーしている。
台鋼の洪一中監督は、即戦力の内野手が必要だったため、日本での経験がある永田を選んだと説明。二塁と遊撃の両方を守れる点を評価した。
楽天モンキーズは白井雄登捕手(22)を7巡目(全体41位)で、中信ブラザーズは大滝幸治投手(28)を10巡目(全体49位)でそれぞれ指名した。いずれも台湾人の母と日本人の父を持ち、日本の高校を卒業後に台湾の大学で学んだ経歴を持つ。
永田、白井、大滝はいずれも日本国籍。台湾で一定期間の就学や居住、社会人野球経験がある外国人選手を台湾人選手と同等に扱う規定が適用された。この規定は21年、台湾体育運動大に在学中だった永田に複数球団が注目したのをきっかけに設けられたとされており「永田条項」とも呼ばれている。