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6月の大雨による農林畜水産被害、台湾全土で約30億円に 屏東県の被害大きく

2026/07/03 11:35
大雨により落下したパパイヤ(資料)
大雨により落下したパパイヤ(資料)

(台北中央社)農業部(農業省)は2日、6月の大雨による農林畜水産被害額が、同日午後5時までの統計で6億595万台湾元(約30億2700万円)に達したと発表した。県市別では南部・屏東県、同・高雄市、中部・雲林県の順に大きく、屏東県は全体の約54%に当たる3億3023万元(約16億5000万円)の被害があった。

台湾では6月8日から中旬にかけ、前線停滞と南西気流の影響で断続的な大雨に見舞われた。また25日からの数日間も、台風の外側の気流や南西気流が影響し、各地で大雨が降った。1カ月の雨量は屏東県で1532ミリ、高雄市で997ミリ、南部・台南市で928ミリを記録した。

農業部は、6月8日から中旬にかけての大雨では1億3046万元(約6億5230万円)、下旬の大雨では4億7548万元(約23億7500万円)の被害があったとした。

産業別の両期間を合わせた被害額は、農業が4億4693万元(約22億3000万円)、水産が8585万元(約4億2925万円)、畜産が6185万元(約3億925万円)だった。

農業被害のうち最も被害額が大きかった作物は、8日~中旬の大雨では落花生で2517万元(約1億2585万円)、下旬の大雨ではグアバで6208万元(約3億1000万円)だった。後者ではバナナやラン、パパイヤの被害も大きく、被害額はそれぞれ約1885万~3007万元(約9400万~1億5000万円)に上った。

(汪淑芬/編集:田中宏樹)

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